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2007.5.11 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



東綾放課後学級が開級

旧山家幼稚園舎を活用し市が開設
 鷹栖町の旧山家幼稚園園舎を活用して市が開設した東綾放課後児童健全育成学級「わくわくクラブ」の開級式が9日に行われ、同幼稚園の休園から1年ぶりに子どもたちの元気な声が施設内に響いた。

 山家幼稚園は園児数の減少に伴って平成17年度末で休園され、18年度に綾東幼児園が開設されたことにより同年度末をもって閉園に。昨年末には東綾小学校の保護者有志が市に放課後学級の開設を要望していた。

 社会福祉法人・綾東保育園(永井均理事長)が運営するわくわくクラブは5月1日に開級し、東綾小学校の1〜4年生63人のうち11人が利用している。指導者は2人。

 開級式では四方八洲男市長がこれまでの経過を説明して「この拠点を大切に、いい仲間作りをして下さい」と子どもたちに語りかけ、来賓紹介のあと子どもたちが合唱を披露した。

 市内では既に綾部と中筋、吉美の3小学校区に各2カ所、豊里小学校区に1カ所の放課後学級があり、わくわくクラブで8カ所目。保護者が就労しているなどの理由で子どもを見られない家庭のおおむね4年生以下の児童を対象とし、5月1日現在で8施設に計350人が通っている。

 文部科学省と厚生労働省は平成19年度、原則すべての小学校区で小学生の放課後の安全な活動場所の確保を目指す「放課後子どもプラン」を創設。これに伴い綾部市内では、小学校低学年を対象にした第2中筋放課後学級が今年度から中筋小学校内に移設され、児童と地域住民が遊びなどを通して交流する「放課後子ども教室」も物部を皮切りに10小学校すべてで今年度中に開設される。
開級式のあとは集まって勉強した

古民家を生かした町づくりをアピール

本町2丁目の扇屋懐估亭で
パネル展開催中
開かれているパネル展
 本町1丁目から3丁目にかけての「大本通り」の古民家を生かした町づくりに関するパネル展(綾部商工会議所主催)が、本町2丁目の扇屋懐估亭で開かれている。

 パネル展では、平成13年3月に綾部の町家調査をした建築家の馬場徹さんがイメージした20年後の大本通りの未来像を紹介。「和洋折衷を生かした店舗」「駐車場を利用したオープンカフェ」「町並みに合う塀を設置した住居」など、現在ある建物を改修した場合のイメージ図も展示している。

 また、空き店舗や空き地を町づくりのために有効活用する手法などについても提案している。展示は今月21日まで。開催時間は午前10時〜午後6時。入場無料。問い合わせは扇屋懐估亭(43・0252)へ。