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2007.5.7 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



五月晴れの下、多くの来場者

住民らが手作りの「山菜まつり」盛況

於与岐町で弥仙山三社大祭と併催
 於与岐町の弥仙山登山口広場で3日、 「弥仙山三社大祭・山菜まつり」 (於与岐区主催、 市・市観光協会共催、 東八田地区自治会連合会後援) が開かれ、 五月晴れの下、 多くの来場者でにぎわった。

  「水・空・緑」 をテーマにした同まつりは、 弥仙山にある金峰神社と於成神社、 水分神社の 「三社大祭」 の日に合わせ、 於与岐区 (野瀬井石夫区長) の住民たちの手で昨年から始められた。

 弥仙会館からのバスで会場を訪れた来場者たちは、 住民らが手摘みした山菜を入れた山菜弁当や山菜うどんを味わい、 ヨモギやタラノメなど11種類の山菜を使った天ぷらには行列を作った。

 昨年は予想を上回る来場者で山菜弁当がすぐに売り切れたため、 今年は昨年の2倍の530人分の弁当を準備したが昼前には完売。 急きょ、 おにぎりを作って対応した。

 また、 来場者らは会場から弥仙山山頂まで新緑の中を登山したり、 会場で行われたもちつきやバンド演奏、 フラメンコショーなどの楽しい催しを満喫。 このほか府中丹広域振興局が 「山に親しむ森林教室」 を開き、 約30人が山の中を歩きながら山菜などの植物を観察した。
住民らが山菜てんぷらも作った

 市内の茶園で昨年より1週間早い5日から、 特産の茶の摘み取りが始まった。 昨年から今年にかけては旱魃(かんばつ)や大雪、 晩霜の被害がなく、 ここ5年間で最高の条件。 質量ともかなりの成果が期待できそうだという。

 5日から茶摘みを開始した小西茶業組合 (長岡英一組合長、 21人) では、 初日は同町にある9アールの組合茶園で54人が作業に参加。 茶品評会に出品するための品種 「うじみのり」 「やぶきた」 を約80キロ摘んで工場に搬入し、 製茶した。

 長岡組合長によると、 旱魃や雪害、 晩霜のない今年の茶は 「ストレスがなく元気がいい」 と明るい表情。 綾部、 福知山、 舞鶴の3市全体の茶の売上高は昨年2億円弱だったが、 今年はそれを上回るのではないかと期待されている。
茶摘み始まる  市内の茶園で
茶摘みをする住民ら