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2007.5.2 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



綾部西国観音霊場を徒歩で

北京都ウオーキング協会

満願成就に向け1回目の巡拝
 綾部西国観音霊場の札所となっている寺院を歩いて訪れる 「巡拝ウオーキング」 が30日に行われた。

 この巡拝ウオーキングは、 北京都ウオーキング協会 (今井幹郎会長) の企画。 同協会は市内の33カ寺と番外6カ寺の計39カ寺からなる同観音霊場を、 地域ごとに5回に分けて徒歩で参拝し、 満願成就を目指している。

 1回目となるこの日のコースは、 綾部と山家両地区にある6カ寺を訪問する約20キロ。 市内外から参加した約70人は、 JR綾部駅北口を出発したあと、 隆興寺 (神宮寺町) や正暦寺 (寺町)、 宝住寺 (味方町) などを順番に訪れた。

 同協会は秋ごろに2回目の巡拝ウオーキングを予定している。
正暦寺をあとにする参加者ら

 4月17日で満105歳になった福留志なさんの長寿を祝う誕生会を30日、 ふりそでの少女像をつくる会 (四方修吉代表) のメンバーらによる実行委員会 (四方宏昌委員長) が催した。

 福留さんが入所している小畑町の特別養護老人ホーム・丹の国荘の屋外で行われた誕生会には、 市内外から約40人が参加。 「大勢集まって頂き、 ありがとうございます。 これからも元気で長生きします」 とあいさつした福留さんに参加者からプレゼントが手渡されたあと、 全員で 「ふりそでの少女」 と 「折り鶴」 の2曲を合唱した。

 長崎の原爆で亡くした長女の供養のために 「お地蔵さんを建てたい」 という福留さんの願いを実現させようと、 市内の中学・高校生や保護者らが平成7年から運動を展開。 支援の輪は全国に広がり、 翌8年3月には新設されたばかりの長崎原爆資料館の屋上庭園に 「未来を生きる子ら像」 (ふりそでの少女像) が建立された。

 像建立当時の長崎市長は、 今年4月17日に銃弾に倒れた故伊藤一長氏。 伊藤氏は在職中の昨年4月1日、 「像建立10周年のつどい」 を現地で開催した同会に対して 「像建立後も積極的に平和活動を展開しておられますことに心から敬意を表します」 というメッセージを寄せていた。
福留志なさん、105歳おめでとう

ふりそでの少女像をつくる会が誕生会催す
プレゼントを受ける志なさん