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2007.4.11 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



「毎日元気に学校に来て下さい」

綾部小など市内10小学校で一斉に入学式
 桜花舞う学びやに、 ピッカピカの新1年生たちが入学した。 うららかな春の陽気が広がった10日には市内10小学校で一斉に入学式が執り行われ、 計356人 (男子185人、 女子171人) が大きなランドセルを背負って保護者とともに校門をくぐった。

 このうち上野町の綾部小学校 (村上力校長、 738人) には、 109人が入学した。 村上校長は式辞で 「『自分のことは自分でする』 『しっかり聴き、 しっかり話す』 『安全に気をつける』 の3点を守り、 毎日元気に学校に来て下さい」 と呼びかけた。

 来賓の梅原昇・綾部地区自治会連合会会長と、 荒賀誠・同校PTA会長の祝辞や子ども会代表によるメッセージ披露などで閉式。 続いて6年生たちによる 「1年生を迎える会」 が催され、 寸劇で学校生活の様子を紹介した。
村上校長の話を聴く新1年生たち

 今年3月21日に島根県出雲市を出発し、 人間と自然とのかかわり方などを訴えながら歩いて青森県の六ケ所村まで行く「ピースウォーク」 をしている正木高志さんが綾部に立ち寄り、 8日に本町2丁目の扇屋懐估亭(おうぎやかいこてい)でトークライブをした。

 森林ボランティアグループ 「森の声」 を主宰する正木さんは、 1960年代にインドを旅し、 ヴェーダーンタ哲学を学び、 帰国。 現在、 熊本県菊池市で農園を営み、 「木を植えましょう」 (南方新社刊) などの著書もある。

 今回の 「ピースウォーク」 は、 原発がある日本海側の地域などを巡り、 各地域の人たちとふれあいながら木を植え、 自然や平和などについて考えてもらうのが目的。 六ケ所村には夏至 (6月22日) までに到着を予定している。

 綾部でのトークライブで正木さんは、 打楽器を演奏しながら歌を披露。 「ピースウォーク」 の旅に出た当初、 正木さんは野宿を基本に考えていたが、 「行く先々で歓迎を受け、 おいしいものを頂き、 歩くことで筋肉も付き、 体重が3キロ増えた」 と語った。

 正木さんは15日には福井県小浜市にある明通寺でのイベント 「虹海祭」 にも参加する。
六ヶ所村まで「ピースウォーク」中

正木高志さんが綾部で
歌も交えトークライブ

本町2丁目の扇屋懐估亭
綾部でのトークライブ