今年3月21日に島根県出雲市を出発し、 人間と自然とのかかわり方などを訴えながら歩いて青森県の六ケ所村まで行く「ピースウォーク」 をしている正木高志さんが綾部に立ち寄り、 8日に本町2丁目の扇屋懐估亭(おうぎやかいこてい)でトークライブをした。
森林ボランティアグループ 「森の声」 を主宰する正木さんは、 1960年代にインドを旅し、 ヴェーダーンタ哲学を学び、 帰国。 現在、 熊本県菊池市で農園を営み、 「木を植えましょう」 (南方新社刊) などの著書もある。
今回の 「ピースウォーク」 は、 原発がある日本海側の地域などを巡り、 各地域の人たちとふれあいながら木を植え、 自然や平和などについて考えてもらうのが目的。 六ケ所村には夏至 (6月22日) までに到着を予定している。
綾部でのトークライブで正木さんは、 打楽器を演奏しながら歌を披露。 「ピースウォーク」
の旅に出た当初、 正木さんは野宿を基本に考えていたが、 「行く先々で歓迎を受け、
おいしいものを頂き、 歩くことで筋肉も付き、 体重が3キロ増えた」 と語った。
正木さんは15日には福井県小浜市にある明通寺でのイベント 「虹海祭」 にも参加する。
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六ヶ所村まで「ピースウォーク」中
正木高志さんが綾部で
歌も交えトークライブ
本町2丁目の扇屋懐估亭
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