あやべ市民新聞 on web 現在の位置・・ホーム>>NEWS_INDEX&PHOTO_NEWS>>2007.4>>2007.4.9
サイト内検索(since2003.11.26 一部期間は記事全文含む help
2007.4.9 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



満開の桜楽しむ市民ら続々 市内各地で

「読者が選ぶ桜ベスト10」入り祝う催しも

淡交会が野点茶会 ホテル綾部
 まずまずの好天に恵まれた7、 8の両日は市内各地で満開の桜の下で花見を楽しむ市民らの姿が見られた。 今年は特に、 あやべ市民新聞が初めて行った 「読者が選ぶ綾部の桜ベスト10」 の人気投票で高位に輝いた桜の名所でベスト10入りを祝う催しが目についた。



 ベスト10の第1位の座を射止めた 「しだれ桜」 のある味方町のホテル綾部では、 裏千家淡交会綾部分会 (松井宗桂分会長) が今年で4回目の同ホテルでの 「野点(のだて)茶会」 を、 桜ベスト10の祝賀も兼ねて開いた。

 市内外から訪れた淡交会会員を含む200人余りの人たちは同ホテル特製の花見団子を味わいながら薄茶の世界を楽しんだが、 今年の名脇役になるはずだった同ホテルのしだれ桜のうち最も大きなしだれ桜の花がほとんど咲かず、 残念がる声も上がっていた。
ホテル綾部の野点

古式ゆかしく「お田植式」

氏子や市民250人が見守る中
軽妙な仕草やセリフで熱演

綾部八幡宮
田植えを演じる代表役員たち
 宮代町の綾部八幡宮 (奈島正倫宮司) で8日、 春季大祭があり、 氏子や一般市民ら約250人が見守る中、 200年余り前から伝わり約50年の中断を経て14年前に復活された伝統民俗芸能の 「お田植式」 が今年も古式ゆかしく奉納された。

 神事と太鼓グループ「夢幻」 による太鼓演奏の奉納に続いて本殿前の特設舞台では、 暦を見ることから始まり苗代準備、 種まき、 鳥追い、 苗とり、 田植え、 「さんやれ」 に至るまでの昔の米作りを、 軽妙な仕草やセリフで披露するお田植式が行われた。

 演じたのは、 半左衛門役の奈島宮司や 「植衆(うえしゅう)」 役の旧綾部町内各神社代表役員らお田植式保存会実行委員会 (上柿忠男委員長) の約30人。 この中には綾部中ブラスバンド部の女子生徒2人が大人に混じって笛を演奏し大きな拍手を浴びていた。