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2007.3.28 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



菅原道真や天満宮のことを子どもたちに話す奈島宮司 子らの学問成就を祈願

位田町の宮ノ越天満宮で例祭
 位田町の氏政神社境内にある宮ノ越天満宮 (奈島正倫宮司) で24日、 例祭が行われ、 氏子の家の子どもたちの学問成就をみんなで祈願した。

 この神事は同天満宮を改修した29年前から毎年、 子どもたちの卒業や進学、 進級の時期に行われている。 今年の例祭には4月からの新小学1年生と22日に小学校を卒業した子どもら30人とその保護者、 氏子総代など約60人が参列した。

 奈島宮司による祝詞奏上などに続いて、 子どもたちを代表して中位田の荻野愛理さん、 下位田の梅原僚太君、 旭ケ丘の屋敷明日香さん、 岡倉の後藤向日葵さんが玉ぐしを奉てん。

 神事のあと、 子どもたちは学用品セットとお菓子をもらい、 奈島宮司から学問の神様といわれる菅原道真公や天満宮の説明などを聴いた。

 青野町の白尾稲荷神社 (中山勝美宮司) で穏やかな春の日ざしが降り注いだ25日、 恒例の 「初午(はつうま)まつり」 が行われ、 商売繁盛を祈願する人や家内安全を祈る家族連れなどが次々と参拝した。

 山崎巖宮司から中山宮司に代わって初めての今年の同まつりは朝10時からの祭典のあと、 境内ではお神酒の接待や子どもへのお菓子プレゼント、 先着400人への 「大福引」 などが行われた。

 このまつりを取り仕切った同町自治会 (由良大司会長) は34組、 約540世帯という市内最大の自治会。 同神社の周辺には特に新しい家やアパートが多く住民同士の関係も希薄になりがちで、 自治会では組の持ち回りで同神社の年中行事を支えてもらうことで互いの親ぼくを深めてもらおうと神社のまつりを大切にしているという。
家族連れなど次々に参拝

青野町の白尾稲荷神社では「初午まつり」
家族連れなどでにぎわう初午まつりの「大福引」