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2007.2.12 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



府北部で初講座開く

NPO法人の「実務1日講座」

関心高く市内外から約70人参加
 特定非営利活動 (NPO) 法人として現在活動している団体や、 これからNPO法人の認証を受けようと考えている団体の関係者らを対象にした 「実務1日講座」 (あやべボランティア総合センター・市社協主催) が9日、 青野町の市保健福祉センターで開かれた。

 NPO法人格を取った団体は毎年、 府に収支計算書や貸借対照表などの書類を添えて事業報告をすることや、 法務局には資産総額変更の登記、 収益事業を行っている場合は税務署へ税務申告といった事務手続きが義務づけられている。

 NPO法人を運営していく上で必要となるこういった実務に関する講座は、 京都市内で開催されているが、 府北部ではこれまでなかった。 府内にあるNPO法人は今年1月31日現在で774団体。 中丹地区で57団体、 綾部市内では12団体が活動する中、 あやべボランティア総合センターなどが今回初めて実務講座を企画した。

 同センターは当初、 30人程度の参加を見込んでいたが、 綾部のほか福知山や舞鶴などからも受講申し込みが多数寄せられ、 総数は約70人に。 参加人数の関係で会場を急きょ、 川糸町の市福祉ホールから市保健福祉センターに変更した。

 講座では初めに、 あやべボランティア総合センターの村上治男運営委員長があいさつし、 続いてNPO法人の支援活動をしているNPO法人 「きょうとNPOセンター」 の藤野正弘さんの講義に移った。

 藤野さんはNPOの概要に関して話をしたあと、 事業年度終了時に必要な各種届け出について説明。 藤野さんは 「毎年の事業報告を義務だからと消極的に考えるのではなく、 活動や会計の内容を公開することによって社会的信頼が得られるという積極的な考えを持ってほしい」 と述べた。
約70人が出席した実務講座

 栗町の豊里小学校 (村上力校長、 247人) の体育館で9日、 FMいかるの番組 「情報キャッチ!とれたてワイド」 の公開録音があり、 局のアナウンサーが児童らに 「話し方」 のコツを伝授した。

 同校では、 学期ごとに2回、 「豊里タイム」 と題して児童らの表現力を高めるための学習の時間を設けており、 そのうち1回は校外から講師を招いている。 今回が同タイムの最終回で、 話し方の指導を受けると同時に、 同校の取り組みを校外にPRしようと番組が組まれた。

 パーソナリティーは真下加奈子さんと酒井紀子さん。 オープニングのあと、 4年生が音楽劇 「つるのおんがえし」 を上演。 続いて、 児童らが4人ずつ舞台に上がって、 感想を発表した。

 更に児童企画委員の4人が舞台に上がり、 「どんな遊びが流行っていますか」 「豊里小の自慢できることは」 などの質問に回答。 話をする時には、 答えやすい質問から始める▽具体的で分かりやすい質問をする―などのコツをアドバイスされた。

 この日の収録内容は、 16日 (午後1時〜1時40分) と17日 (午前11時〜11時40分) の2回放送される。
子らにアナウンサー「話し方」のコツを伝授

豊里小でFMいかるの公開録音
豊里小の公開録音