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2007.1.26 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



山本さんの写真に
梅原さんの模型も

市天文館・パオで「南極展」を開催中
 第47次南極地域観測隊の隊員として参加している元市職員の山本道成さん (36) から届いた南極の写真などを展示した 「南極展」 が2月12日まで、 里町の市天文館で開かれている。

 天文館で働いていた山本さんは、 第47次から初めて設けられた公募枠で観測隊員に採用され、 平成17年11月末に日本を出発。 南極ではレーダーを使ったオーロラや大気の観測を行っている。

 2回目となる南極展には、 山本さんから届いたトウゾクカモメやアデリーペンギン、 コウテイペンギンなど南極にいる動物やオーロラの写真、 山本さんが毎月天文館に寄せている 「昭和だより」、 国立極地研究所から提供を受けた写真パネルのほか、 南極の石などを展示。 南極の氷を触ることもできる。

 また、 上野町の梅原隆さん (58) が製作した南極観測船 「しらせ」 と平成21年5月に完成予定という次期観測船の模型、 梅原さんが撮影した初代観測船 「宗谷」 と2代目 「ふじ」 などの貴重な写真も展示されている。

 天文館は2月3日午後2時から 「南極講演会」 を開き、 南極観測隊員として2度も南極に渡った前野英生さんから隊員の生活や南極の話を聞く。 入館料が必要。 問い合わせは天文館 (42・8080) へ。
南極観測船の模型を製作した梅原さん

 綾部産の米とキャベツ、 ミズナを食材にした給食を24日、 市内の10小学校と4中学校の児童・生徒と教職員らが味わった。 昨年4月から週3回の米飯給食の時に綾部産のキヌヒカリが全校で使用されているが、 綾部産の野菜を全校一斉に使うのは初めて。

 綾部と八田の2中学校を除く小・中学校では給食を自校調理しており、 これまでも地元の生産グループなどから納入された野菜を給食に活用している学校もある。

 地産地消と食育の推進を目的に、 市と市教委、 各学校は 「あやべ丸ごといただきます あじわいランチの日」 と名付けた今回の取り組みを企画。 前日の23日には、 給食に使う野菜を生産した人たちの写真が入ったチラシを各校の児童・生徒に配った。

 この日、 市内の農家や朝市グループから各校に納入された野菜の総量はキャベツが163キロ、 ミズナが45キロ。

 大島町の中筋小学校 (波多野芳雄校長、 354人) では、 ご飯とサバの竜田揚げに加え、 キャベツや油揚げを具にしたみそ汁、 ミズナやゴボウなどを和えたサラダがメニューに。

 子どもたちは 「今日の給食はおいしい」 と話していた。
「あじわいランチの日」

綾部産の野菜で一斉に学校給食

10小学校と4中学校で
給食を味わう児童たち