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2007.1.19 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



和紙の材料、コウゾの加工は?

物部小4年生らが地元生産組合を見学
 白道路町の白道路楮(こうぞ)生産組合 (山岡茂組合長、 5人) で和紙の原料となるコウゾの今季の加工作業が終盤を迎えた。 18日には物部小学校 (塩見洋人校長) の4年生11人が加工施設を見学し、 和紙作りの一端に触れた。

 同組合は各地から集められたコウゾの原木を加工し、 和紙に使う皮を黒谷和紙協同組合に出荷している。 今冬は昨年12月から今月にかけて、 計13・2トンの原木を加工している。

 この日、 加工施設を訪れた子どもたちは、 山岡組合長 (77) から和紙の歴史やコウゾの栽培方法、 蒸して皮をはぐまで組合で行っている作業の工程について説明を受けたあと、 組合員らが作業をしている施設に入り、 蒸し上がったコウゾの皮をはぐ様子などを見せてもらった。

 総合的な学習の時間で紙作りについて学んでいる子どもたちは、 26日に黒谷町を訪問して紙漉(す)きの様子なども見学する。
山岡組合長に教わり楮の皮をはいだ

家の周りで次々ツクシが顔出す

安場町の加藤さんから本社に電話
早くもツクシが出現
  「家の周りでツクシが次々と顔を出しています」 と17日、 安場町の加藤五鈴さん (64) からあやべ市民新聞社に電話があった。

 加藤さん宅の近くでは例年、 3月か4月にツクシが出ているが、 昨年12月末に1本のツクシを見付けた。 その後もツクシが数カ所の土の中から現れるようになったという。

  「いつもの冬と比べて暖かいからかしら?」 と言う加藤さん。 厳しい寒さが続く本格的な冬の到来を前に、 ツクシを通して”小さな春”を感じ取っていた。