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2007.1.17 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



茶栽培の新規参入者ら囲み初めての交流会
JA京都にのくに茶部会などが開催

東京、長野、大阪などから
中丹への新規参入者増えて

20〜57歳と幅広い年齢層
意気込みなどを語り合う
 府中丹広域振興局管内で茶栽培への新規参入が増えている。 これを受けてJA京都にのくに茶部会と府中丹東農業改良普及センターは16日、 宮代町のJA京都にのくに茶業センターで、 新規参入者を囲む交流会を初めて催した。

 新規参入者に宇治茶や両丹茶の位置づけや歴史などを学んでもらい、 悩みや課題の解決と相互理解につなげようとの狙い。 綾部、 福知山、 舞鶴から新規参入者15人とJAや行政の関係者ら20人余りが出席した。

 初めにJA京都にのくに茶部会の中田義孝部会長があいさつし、 交流会の趣旨などを説明。 関係者のあいさつなどに続いて新規参入者の自己紹介があり、 それぞれ茶栽培に取り組む意気込みなどを語った。

 新規参入者の出身地は地元のほかは東京都や長野県、 大阪府などで、 年齢は20歳から57歳まで幅広い。 府茶業研究所の担当者や中田部会長から講義を受けたほか、 茶の産地などを当てる茶香服(ちゃかぶき)にも挑戦した。
自己紹介する新規参入者

 八津合町の山田自治会 (石原経雄会長、 14世帯) の住民たちが14日、 共同で栽培、 収獲したソバを材料に手打ちしたそばを一緒に味わいながら、 ざっくばらんに地域の将来などについて話し合った。

 国の中山間地域直接支払制度の交付金を活用して山田地区では昨年、 枝豆用の大豆とトウモロコシを栽培。 収獲を終えたあとの畑 (約5アール) にソバの種を初めてまいた。

 ソバの栽培は他の農作物と比べて手間がかからないが、 シカやイノシシなどの野生動物の被害を防ぐのに労力を要したという。 20キロの収量があったソバは製粉し、 その一部を使ったそば打ち体験と試食を住民交流を兼ねて催した。

 会場となった山田公民館には約20人が集合。 そば打ちをするのが初めてという人ばかりだったが、 そば粉に水などを加えてをこね、 麺棒(めんぼう)で延ばし、 包丁で細く切っていくといった一連の作業を和気あいあいと進めていた。
そば打ちも和気あいあいと

八津合町の山田自治会

住民らが共同栽培して収穫
そばを切る住民ら