十倉名畑町の綾東幼児園 (永井均園長、 75人) の園児らが20日、 地域の高齢者らの世話でもちつきや 「もち花」 づくりを楽しんだ。
同園は、 市内では2番目の幼児園として、 綾東保育園を母体に今年4月に誕生。 保育園のころから、 伝統行事の体験を保育に積極的に取り入れており、 小正月の伝統行事であるもち花づくりは、 師走の恒例行事になっている。
この日は、 口上林地区民生児童委員協議会のメンバーや地域のお年寄りがもちつきの準備を担当。 もち米が蒸し上がるまで、 園児らは誕生会をし、 柳田美栄子さん (64) =十倉向町=らのマジックに歓声を上げた。
このあと、 保護者に手を添えてもらいながら、 きねを使ってぺったんぺったんもちつきを体験した園児らは、 出来上がった紅白のもちをクロモジの枝に巻き、 華やかなもち花を完成させた。
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園児ら「もち花」作り楽しむ
綾東幼児園 地域の高齢者らの世話で
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