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2006.12.11 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



杵を転がせば、宴会お開き

西原町住民でつくる宮講

新公民館で伝統の「神渡」催す
 棒状の杵(きね)を畳の上に転がしたのを合図に宴会が終了するという、 一風変わった宮講 (神社講) が10日、 新しくなった西原町の公民館で住民らが出席して開かれた。

 この宮講は、 同町の氏神、 正光神社に古くから伝わっているもので、 かつては12月10日に行うことが定められていたが、 今は10日に近い日曜に催している。 町内64世帯すべてが氏子となっており、 お互いが1年間無事に過ごせたことや五穀豊じょうなどに感謝するもので、 「神渡(こうど)」 と呼ばれている。

  「神渡」 は6人の神渡当番と、 同数の次年度当番が取り仕切る。 午前中、 神社の参拝を終えた氏子らが公民館に参集し、 正午から神渡当番長のあいさつのあと宴会になる。 そして午後2時になると神渡当番長が 「慣例により杵を出させてもらいます」 と言って上席に杵を転がすと、 上席の宮当番が 「ゆっくりご馳走になりました」 と言って、 また杵を転がして返す。 これで宴席はお開きとなる。

 今年は神渡当番長を梅原直夫さん (64) が務め、 杵を転がした。 上席にいた旧宮当番代表の西村太一郎さん (75) と、 新宮当番代表の西村勝さん (75) が杵を転がし戻すと、 出席者らが一斉に席を立ち、 帰途に就いた。
杵を転がし宴席はお開きに

子らが輪投げや人形劇楽しむ

宮代児童センターが「年末お楽しみ会」
輪投げにも挑戦
 宮代児童センター (村上静雄館長) 主催の 「年末お楽しみ会」 が9日、 宮代町の市宮代コミュニティセンターで開かれた。

 同児童センターは数年前まで12月下旬にクリスマス会を開いていたが、 クリスマス関係の行事が多いことから開催日を早め、 「年末お楽しみ会」 の行事に切り替えた。

 この日は市内の幼児や小学生、 保護者ら100人余りが訪れ、 午前中は輪投げなどの遊具で遊んだあと、 児童センターの職員や運営委員らが作ったカレーライスで昼食。

 午後からは市レクリエーション協会の野間暉生さんと一緒にレクリエーションで交流し、 市内の保育士らでつくる 「おにっこ村」 の人形劇を観賞するなど、 楽しい時間を過ごした。