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2006.10.30 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



綾部の14団体も熱演   本社後援

盛大に「府太鼓まつり」開く
  「響け心の地太鼓 『これでもか京都の地太鼓』」 をサブタイトルにした第9回 「府太鼓まつり」 (府太鼓連合会主催、 市太鼓連合会主管、 あやべ市民新聞社など後援) が28、 29の両日、 里町の府中丹文化会館で盛大に開かれ、 府内各地で活動する太鼓団体が各地域の伝統・文化に根付いた太鼓の響きを披露し合った。

 同太鼓まつりは綾部では初開催で、 2日間にわたるのも初めて。 初日は 「前夜祭」 として午後に開幕し、 地元綾部の14団体を始め2日間で府内8市1町の33団体が出演し、 迫力ある太鼓の音が次々と館内にこだました。

 うち29日の終盤には、 位田太鼓保存会に続きフィナーレを飾って、 あやべ太鼓保存会が出演。 いずれも練習を重ねた見事なばちさばきや勇壮な太鼓の音を披露した。 このあと芦田正巳・同太鼓まつり祭典委員長が閉会のあいさつを行い、 祭典を締めくくった。

 29日には式典があり、 府太鼓連合会功労者として上田邦夫さん (山家郷土芸能保存会山家太鼓) と三嶋国治さん (和知太鼓保存会) の2人が表彰された。
フィナーレを飾ったあやべ太鼓保存会

 300年以上の歴史を持つ旧家 「羽室家」 (広小路1丁目) に伝わる家宝の数々を展示する市資料館第14回特別展が28日、 里町の市資料館でスタートした。

 江戸時代に綾部藩綾部組の大庄屋だった羽室家は、 綾部一の豪商として藩財政に大きな影響力を持った。 その蔵には各種道具類や軸物、 陶磁器、 屏風(びょうぶ)など数千点が受け継がれてきた。

 これら貴重な品々や古文書などの歴史資料が、 第11代当主の羽室功一さんによって、 このほど市に寄贈されることになったのを機に、 「蔵」 にスポットを当てた特別展が企画された。

 会場には羽室家の豊かな財力をしのばせる陶磁器や商売に使った天秤(てんびん)などの道具類が並べられ、 期間中には展示品の入れ替えもある。 展観料は200円で、 中学生以下は無料。 11月26日まで。
「羽室家」に伝わる家宝の数々を展示

市資料館で第14回特別展がスタート
展示物を説明する羽室さん(中央)