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2006.10.25 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



市民ら約500人が熱心に聴講

将棋の森六段招き「仏教講演会」開催

市仏教会
 市仏教会 (黒川泰信会長) が主催する10回目の 「仏教講演会」 が24日、 里町の府中丹文化会館であり、 将棋界の名伯楽として知られる日本将棋連盟の森信雄六段 (54) =宝塚市=の講演に、 約500人の市民が熱心に耳を傾けた。

 森六段が、 平成10年に29歳の若さで世を去った伝説の棋士、 村山聖九段を育てた話は小説や漫画などにもなっている。 門下には、 今年の新人王・糸谷哲郎四段など20人の現役棋士がいる。

 講演のタイトルは 「将棋 勝負を超えて―多くの弟子を育てて―」。 少年時代から将棋を教えた村山九段とのかかわりを中心に師弟関係について語った森六段は、 「相撲ならひと財産を築いているが、 将棋の場合は弟子を育てても一銭にもならない。 それでも、 強くて魅力のある棋士を育てたくてやっている」 などと話した。
講演する森六段

 綾部西国観音霊場会 (桐村正昭会長) 主催の 「綾部市各流御詠歌奉詠大会」 が24日、 里町の府中丹文化会館で行われ、 市内14カ寺の講員約200人が、 日ごろの練習の成果を披露し合った。

 同大会は、 市内の各寺の檀家が交流する場として始まり、 今回が23回目。 桐村会長が導師を務めた法要で幕を開け、 焼香などに続いて黒川泰信・市仏教会会長が祝辞を述べた。

 仏教の教えを分かりやすく説いた和讃などに節をつけた御詠歌には、 様々な流派があるが、 市内では独秀、 花園、 梅花、 金剛の4流がある。

 奉詠は、 参加者全員による 「綾部西国観音霊場御和讃」 の斉唱からスタート。 このあと、 睦合町の清林寺の講員らによる 「達磨大師御和讃」 (独秀) など各寺の奉詠が次々に行われ、 宗派や流派を超えた交流が続いた。
宗派や流派超え御詠歌で交流

綾部西国観音霊場会

市各流奉詠大会開く
奉詠する禅徳寺の講員ら