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2006.10.16 NEWS INDEX & PHOTO NEWS



市国民保護計画案を協議会が承認

国外からの武力攻撃に備え
 武力攻撃などへの対処法を定める 「綾部市国民保護計画」 を審議している市国民保護協議会 (会長=四方八洲男市長) の2回目の会合が12日、 市役所内であり、 文言などの最終調整をした上で同計画案を全会一致で承認した。

 平成15年に 「武力攻撃事態対処法」、 翌年に「国民保護法」 が施行され、 国民の保護に関する計画の策定が市町村に義務付けられた。 今年1月には 「京都府国民保護計画」 が閣議決定され、 これを受けて市は3月に市国民保護協議会条例を制定。 市側で作成した原案を、 8月に開いた1回目の同協議会にかけた。

 委員からの意見集約や幹事会を経て、 計画案は9月22日から10月10日まで市の公式ホームページで公開され、 市民の意見を聞いた。

 同協議会の会合は2回で終了。 この日は、 29委員が出席して最終調整をした。 委員からは、 定められた避難場所へ行く以前に緊急で避難できる第一次の避難所を確保するべき▽物部地区のような自治連単位の自主防災組織をつくる必要がある▽府にあやべ市民新聞などの地域紙とも協定を結んでもらい、 号外で情報伝達ができるようにしては―などの意見が出された。

 同協議会は11月上旬に最終案を市長に答申。 府の協議を経て今年度中に市会に報告される。
協議会の最終会合

大名行列の巡行も

物部などで秋祭り
練り歩く大名行列
 澄んだ秋空が広がった15日、 市内各地で秋祭りが行われた。 物部町の諏訪神社でも秋の例祭があり、 伝統の大名行列が同町の下市地区を練り歩いた。

 前日の宵宮祭に続く15日の本宮祭では、 傘鉾を先頭に、 剣鉾、 秋葉神社、 御旗、 古槍、 縦傘、 台傘、 大鳥毛、 中鳥毛などのあと大きな山鉾屋台が続き、 その後ろを太鼓や鉦、 笛の囃子など総勢100人ほどの行列が、 下市のメーンストリートの宮川筋などを通り、 約3時間かけてゆっくりと諏訪神社を目指した。

 新調した法被を着た奴姿の若衆が 「エーッ、 エーッ」 と独特の掛け声で毛槍を振り回しながら進み、 途中、 数カ所で太鼓の演奏などもあり、 住民たちが行列を見守った。 また、 神社では屋台などを納める神事も執り行われた。