上方落語の重鎮、 露の五郎兵衛さん (74) が30日に志賀郷町の物部教会志賀郷会堂、
1日に物部町の物部教会をそれぞれ訪れて講演や落語を行い、 会場は爆笑の渦に包まれた。
京都生まれで、 怪談噺(ばなし)の第一人者で知られる露の五郎兵衛さんは、
15歳で2代目・桂春団治に入門し、 昭和43年に2代目・露の五郎を襲名。 上方落語協会会長を務め、
現在は相談役。
3年前にキリスト教に入信し、 その関係の活動も活発で、 日本キリスト教団物部教会 (河原嶺子主任牧師) が秋季特別集会のゲストに招いた。
志賀郷会堂には信者ら約50人が集まり、 河原牧師のあいさつのあと、 五郎兵衛さんと家族らが紹介された。 娘の菅原早樹さんが賛美歌を独唱したのに続いて高座に上がった五郎兵衛さんは、 自身の来歴を振り返るなどしたが、 軽妙な語り口に、 会場はたびたび笑いに包まれた。
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露の五郎兵衛さんの講演や落語に爆笑の渦
物部教会が秋季特別集会のゲストに招く
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