京都縦貫道の綾部安国寺IC―和知IC間
来年度末の供用開始へ着々
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京都縦貫自動車道・丹波綾部道路のうち、 綾部市域を含む第3工区は、 今月7日に広瀬町の広瀬高架橋の上部工事を終えた。
七百石町の綾部ジャンクション (JCT) から船井郡京丹波町才原の仮称・和知インタチェンジ
(IC) までの区間のうち、 綾部JCT―綾部安国寺IC (安国寺町) 間の2・6キロは平成15年3月に開通、
残り区間は平成19年度末の供用開始を目標に工事が進められている。
京都縦貫道 (宮津市―久世郡久御山町間、 101・3キロ) の一部区間を構成する丹波綾部道路は、
府中北部の活性化や物流の効率化、 国道27号の代替機能の確保などを目的として平成5年度に事業化され、
平成9年度から綾部JCT―和知IC間の延長29・2キロで工事が行われている。
第3工区は安国寺町の綾部安国寺ICから京丹波町才原の和知ICまでの7・7キロ。
この区間のうち綾部市域では、 安国寺町と旭町を結ぶ横谷トンネル (1158メートル)
や旭町の旭高架橋 (90メートル)、 旭町と橋上町をつなぐ旭トンネル (323メートル)、
橋上町から広瀬町までの橋上トンネル (1034メートル)、 広瀬町の広瀬高架橋
(89・8メートル)、 釜輪町の乙味川橋 (140メートル)、 戸奈瀬町の第一戸奈瀬高架橋
(57・5メートル) と第二戸奈瀬高架橋 (264メートル) などが建設されている。
横谷と旭の両トンネルは既に貫通。 旭高架橋と広瀬高架橋、 乙味川橋、 第二戸奈瀬高架橋は上部工事を終えたほか、
戸奈瀬町から京丹波町才原にかけての延長140メートルの和知IC第一Aランプ橋の上部工事も完了した。
今後は、 橋上町の上林川橋 (139メートル) や第三戸奈瀬高架橋 (147メートル)
の上部工事のほか、 各区間の改良舗装工事などが予定されており、 開通に向けて着々と工事が進められる。
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