歌を通して平和の大切さ訴え
綾部青年会議所が「大合唱」イベント
終戦記念日に沖縄出身の歌手招き
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終戦記念日の15日、 社団法人・綾部青年会議所 (綾部JC、 爲廣英隆理事長) は里町の府中丹文化会館で 「平和への大合唱 ザ・グレーテスト・コーラス」 と題したイベントを開き、 参加者たちが歌を通して平和の大切さを訴えた。
綾部市が昭和25年に国内の自治体で初めて世界連邦都市宣言をしたことを子どもたちに伝え、 平和の大切さを発信しようと、 綾部JCの創立50周年、 認証45周年記念事業として催した。
会場には子どもから大人まで約200人が来場。 平野正明・市市民憲章推進協議会長が市民憲章全文を唱和したあと、 市民が折った1万羽の折り鶴を使って平和の象徴であるハトをかたどったオブジェ 「平和の翼」 が披露された。
続いて行われた平和祈念ライブでは、 沖縄県出身のシンガーソングライターのユキヒロさんが出演。 沖縄戦の惨状を紹介したユキヒロさんは、 「戦争は人と人が殺し合う、 憎むべき行為。 戦争を起こさない平和をつくりだすには友だちを増やすことが大切で、 それによって平和へのうねりになるのではないか」 と参加者に語りかけ、 高校の音楽の教科書にも採用された 「HEIWAの鐘」 「今日から明日へ」 などオリジナル曲を歌い上げた。
また、 最後はユキヒロさんと参加者全員による 「翼をください」 の大合唱で締めくくり、 平和への思いを一つにした。
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