市内14プール 安全面で問題なし
排水口を点検 市と市教委
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先月31日に埼玉県ふじみ野市の市営プールで小学2年生の女児が吸水口に吸い込まれて死亡した事故を受け、 市と市教委は3日までに、 学校プールや児童プールなど市内14カ所のプールの排水口付近を点検した。 綾部小 (上野町) のプールで排水口のふたにわずかな隙間(すきま)が見られ応急処置が施されたが、 いずれも安全面で問題はなかった。
調査は大島町の中筋小を除く9小学校のプールと、 味方町と中筋町、 志賀郷町、 物部町にある児童プール、 大島町の市民プールで行い、 排水口に取り付けられたふたのボルトに緩みや腐食がないかを調べた。
排水口のふたにボルトが使われているのは小学校のプールと物部町の児童プール、 市民プールの11カ所。 すべてのプールでボルトなどに異状は見られなかったという。
残りの味方と中筋、 物部各町の児童プールは排水口のふたがはめ込み式になっているためボルトは使われていないが、 市は 「ふたは重いので子どもの力で動くようなことはなく、 安全面に問題はない」 としている。
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