綾部商工会議所(松田安弘会頭)が西町1丁目のI・Tビル1階に開設準備を進めていた「あやべものづくり館」の開所式が26日、関係者ら多数が出席して行われ、松田会頭や四方八洲男市長らがテープカットをしてオープンを祝った。
ものづくり館は、グンゼの創業の地として知られる綾部がこれまで培ってきたものづくりの伝統と、オムロンや京セラに代表される先端技術の集積など、綾部の工業力を市内外にPRする場として、綾部商議所と市が共同出資して整備した。
自動車のエンジン部品から日本酒や梅干しまで、市内で生産された製品がズラリと並んだ展示スペースは15・2メートル×4・6メートル。グンゼL&Lカンパニー本工場、オムロン綾部事業所、トステム綾部、京セラ、国産部品工業京都工場など21事業所が出展している。
展示にあたっては、綾部のものづくりの現状が概観でき、市内の子どもたちにもものづくりへの関心と誇りを持ってもらえるようなレイアウトを心掛けているという。
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