綾高、サヨナラ勝ちで初戦突破
夏の高校野球京都大会
昨夏準優勝の乙訓を5―4で下す
2戦目は京都学園と
「次も一生懸命やるだけ」 |
第88回全国高校野球選手権京都大会 (府高校野球連盟など主催) は22日、 西京極球場で綾部の初戦があり、 昨年夏の京都大会準優勝校の乙訓をサヨナラ勝ちで破った綾部が初戦を突破した。
18日に予定されていた試合が雨のため順延になり、 4日遅れで初戦を迎えた綾部。 久しぶりに晴れ間が広がり太陽が照りつけた球場には綾高の生徒や保護者、 野球部OBらが応援に駆けつけた。
2回に1点を失い、 4回にも1点を追加された綾部はその裏、 堀田の右前打などで1点を返すが、 5回に更に1点を奪われ2点差に。
重苦しい雰囲気の中で迎えた7回、 綾部は無死満塁のチャンスに3番塩見が走者を一掃する中越えの三塁打を放ち逆転。 8回に乙訓が1点を加え同点としたが、 9回裏に左中間を抜ける二塁打で出塁した先頭打者の中谷が山下の犠打で3塁へ進み、 山内の犠飛で生還して試合を決めた。 守ってはエース嵯峨根に代わって7回から登板した2年生の角内が8回までに5三振を奪う好投を見せた。
見事な三塁打でチームの危機を救った主将塩見は 「3番として、 あそこで打たなければと思った」
と力強い一言。 梅原監督は 「しんどい試合だったが、 逆転したあと『行くだけムードに変わった。
次も一生懸命やるだけ」 と話していた。 綾部の2回戦の日時は24日午前10時現在で未定。
対戦相手は京都学園。
乙訓
01011001 0 4
000100301× 5
綾部
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