川糸町の綾部高校(内藤行雄校長)東分校で22日、同校卒業生が3年生に進路の選び方などをアドバイスする「進路体験発表会」があった。
進路の最終決定をする時期にある3年生たち57人に、先輩たちの体験談などを聞かせることで、主体的な進路選択に役立ててもらおうというもの。今年は平成15年度卒業生2人、17年度卒業生3人の計5人が母校を訪れた。
初めに大学の環境情報学科で学ぶ男性が「進路の選択では興味があることを最優先に」とアドバイス。「あいさつなどの最低限の礼儀作法が人間関係をつくる上で重要」と話した。
次に発表した化学工業系の会社に勤めている女性は「自分の考えをしっかり持って進路を選択しないと後悔することになる」と述べ、在学中にできるだけ資格を取っておくよう薦めた。
|
「自分の考えしっかり持って」
綾高東分校卒業生が進路体験を発表
|