七百石町の会社員、 山本智浩さん (33) から18日の午後11時過ぎ、 あやべ市民新聞にEメールで
「18日午後、 宮津市の宮津港の岸壁で釣りをしていてアザラシを見つけました」
という内容の報告が入った。
山本さんによると、 同日午後4時ごろ、 同市のショッピングセンター 「ミップル」
近くのスーパー 「にしがき」 裏の港で家族で魚を釣っていたところ、 突然、
目の前に体長約1・2メートルのアザラシが顔を出した。 色は黒っぽく、 口ひげと丸い目が印象的だったという。
山本さんたちが驚いて大声を上げたためアザラシは逃げてしまったが、 約30メートル沖で再び顔を出した。
しかし1分間ほど山本さんらを見ていたと思ったら、 再び潜って姿が見えなくなった。
山本さんたちはこの時、 カメラを持っていなかったので写真は撮れなかったが、 同日夜に宮津市役所に連絡したところ、 同市の職員が19日朝9時ごろカメラに収めることに成功した。
同市小田宿野の水族館 「丹後魚っ知館」 の職員は、 このアザラシを北海道周辺の海域にすむワモンアザラシの雌ではないかと推測している。 また宮津市秘書広報課によると、 同市にこのアザラシを発見したという情報を入れたのは山本さんが最初だったという。
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宮津港でアザラシを発見!
最初の情報は綾部の山本さん発信
18日午後、釣り中に目撃し本社へEメール
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