見ごろは1週間ほど先ですが、早くも見物客
「綾部花しょうぶ園」2年ぶりオープン!
まだ未整備部分があり、今年は入園無料
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一昨年10月の台風23号の影響で昨年は休園していた鍛治屋町の 「綾部花しょうぶ園」
(山下民雄園長) が今年はオープンし、 今月に入ってようやくショウブの花が咲き始めた。
見ごろは1週間ほど先になりそうだが、 色とりどりの花を愛(め)でようと早くも見物客が足を運んでいる。
同園は、 昭和63年に地元住民で結成された 「六左衛門村」 が地域おこし活動の一環として平成2年から3年間かけて整備し、 5年5月にオープン。 徐々に花の数を増やし、 最多で250種類、 3万株のショウブを栽培した。
しかし、 当初は夏祭りなども催していた六左衛門村の活動がしょうぶ園だけになり、 100人近くいた会員も30人ほどに減ったことから平成16年8月に解散。 残った18人で新たに 「綾部花しょうぶ園」 を結成し、 園の管理を始めた。
ところが同年10月の台風23号で園内の木製の通路が傾き、 水路が土砂で埋まるなどの被害が出たため、 昨年は休園にして整備に手をかけた。
今年はなんとか開園にこぎつけたが、 完全に整備を終えていないため入園は無料に。
それでも、 5千平方メートルの敷地内には以前と変わらない250種のショウブが植わり、
少しずつ紫や白の美しい花を咲かせている。
開園時間は午前9時〜午後6時。 期間は今月末ごろまでの予定。 問い合わせは同園 (47・1120) へ。
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