アグリフレンド会員らの
米作りの支援に乗り出す
口上林の「十倉なんでもやろう会」
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綾部での就農を希望する都市住民を支援しようと市が設けている 「あやべアグリフレンド」 (64人) の会員ら5人が27日、 十倉中町の市民農園に近い田んぼで、 田植えをした。 このうち4人は市が造成した就農者向け農村分譲宅地 「あやべ檪(くぬぎの里」 の土地を既に購入し、 移転の準備中。 参加者らは、 これから稲刈りまで、 米作りの全部のプロセスを体験する。
口上林地区では、 住民有志らでつくる 「むさくさ会」 (川端貞男会長) が活発に都市農村交流に取り組んでいる。 このうち 「檪の里」 の地元の川端会長ら6人が 「十倉なんでもやろう会」 を結成し、 アグリフレンドの会員たちの米作りの支援に乗り出した。
大阪、 高槻、 宇治、 京田辺の各市から集まった5人は、 乗用の田植え機で苗を植える様子を見学したあと、
「なんでもやろう会」 が用意したおよそ10eアールの田んぼで、 一人ひとり、
歩行式三条植えの田植え機を使って田植えを体験した。
参加者の徳丸三幸さん(62)=高槻市=は、8月にも檪の里の家が完成し、 引越しをする予定。 移転後は米作りにも挑戦するといい、 初めての田植え機の扱いに苦戦しながらも川端会長らのアドバイスを熱心に聞いていた。
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