「マイバスケット」試行開始
市環境市民会議がゴミ減量対策の一環で
全市的な運動へ可能性を探りたい
3カ月間、市民モニター約40人が試用
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スーパーなどで購入した商品を入れて持ち帰るのに使用したレジ袋が、 家庭では 「ごみ」 として捨てられるケースが多いのを踏まえ市民グループ 「市環境市民会議」 (高澤弘明会長) は、 自前の買い物かごを使ってレジ袋の使用量を減らす 「マイバスケット運動」 の実施を検討している。 4月からは市内でマイバスケット運動の試行を始めた。
マイバスケットは、 スーパーなどの店内では店舗のかごの下に重ね、 カートに乗せて使用。 精算の際、 レジ係の人に商品をマイバスケットに入れてもらえば、 かごのまま持ち帰ることができるため、 買った商品をレジ袋に移し替える手間が省ける利点もある。
このシステムは市内でも一部のスーパーなどで既に導入。 また容器包装リサイクル法との関連で、 レジ袋の有料化という話も出ており、 同グループはモニターによる試行を通して、 マイバスケット運動を全市的に取り組めるかどうかの可能性を探ることにした。
同グループがモニター用に用意した買い物かごは赤色のプラスチック製で、 「マイバスケット」 というステッカーが張られている。 モニターとなる約40人の市民はマイバスケットを4月から6月末までの3カ月間使用。 同グループはモニターから実際に使った感想や意見を聞き、 今後の活動展開について検討することにしている。
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