あやバスの利用者20万人突破
市民の間に急速に定着
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市は5日、 昨年4月1日に運行を開始したあやべ市民バス (愛称・あやバス)
の年間の利用者数が20万939人に上ったことを明らかにした。 運行当初の年間目標だった15万人を突破したのが今年1月6日。
それから3カ月足らずで5万人が利用した計算になる。 3月には月間最多の1万8710人を記録した。
経営破たんによって運行停止に追い込まれた京都交通の市内のバス路線の維持を目指して、 あやバスが運行を開始した昨年4月の月間利用者数は、 1万4602人だった。 6月には1万6千人を突破。 10月には1万7千人もクリアし、 今年3月の1万8千人オーバーとなった。
利用者数を1日平均で見ると、 スタートの4月は当初目標の412人を上回る487人と好発進。 この数字は徐々に上がり、 6月には一日平均が500人台にアップ。 今年2月には620人を記録し、 目標を大きく上回った。
市内バス路線の通算の利用者数を旧京都交通と比較すると、 あやバスの一日平均550人は旧京都交通の1・49倍にもなり、 公共交通機関としてあやバスが市民の間に急速に定着したことが、 この数字からも分かる。
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