十倉名畑町に市内2番目の幼児園
「綾東幼児園」が誕生
山家幼稚園は年度末で休園
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市内で2番目の幼児園となる「綾東幼児園」(永井均園長) が5日、 十倉名畑町の旧綾東保育園で開園し、
園児らが保護者と一緒に元気に登園した。 同幼児園は、 市が設置者で運営は社会福祉法人・綾東保育園
(永井均理事長)が担当。これに伴い、山家幼稚園(鷹栖町)は17年度限りで休園
(1年後に閉園)となった。
平成16年度の市内の出生数は249人で、 10年前から100人近く減少。 急速に進む少子化に対応するため、
幼児教育・保育の体制の見直しを迫られた市は、 幼稚園と保育園を統合した 「幼児園」
に一本化する方向を全国に先駆けて打ち出し、 その第1号となる中筋幼児園 (大島町)
を一昨年4月に開園した。
第2号の綾東幼児園の母体は綾東保育園で、 昭和28年に児童福祉施設として認可を受け、
旧口上林青年学校の校舎を使って開園している。 50年に社会福祉法人化し、 平成6年には新園舎が完成。
昨年は幼児園化へ向けて保育ルームと子育て相談室を増築している。
綾東幼児園には市東部地域と桜が丘団地を中心に1〜5歳児68人が入園。 6月には0歳児2人が途中入園する予定で、
初年度は70人を見込んでいる。
開園式では永井園長が「長年の(幼・保一元化の望みがかなえられ感激と責任を感じている」と式辞。四方八洲男市長が「皆様のご尽力に感謝と敬意を表したい」と祝辞を述べた。
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