市内の小学生たちがサケの稚魚を放流するイベント (綾部サケ放流事業実行委員会主催、
あやべ市民新聞社など後援) が19日、 青野町の由良川河川敷で行われた。
回帰性を持つサケの稚魚の放流を通して、 子どもたちに河川の美化の心や郷土愛を育(はぐく)もうと毎年行われているこの催しは、 今年で23回目。 市内10小学校の児童や保護者、 関係者ら計約350人が参加した。
由良川花庭園での開会式では佐々木幹夫実行委員長のあいさつなどに続き、
府立海洋センター海洋生物部主任研究員の中津川俊雄さんが 「2万匹の稚魚を放流して由良川に帰って来るのは20匹〜25匹。
3〜4年後には重さが3〜5キロになって戻ってくる」 とサケの習性について説明。
このあと、 河川敷に移動した児童らが 「カムバック サーモン」 と言いながらバケツに入れられた稚魚を少しずつ川に放した。 また、 花庭園ではハッスルかあちゃんの会が、 京野菜を使った豚汁を参加者にふるまった。
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カムバック サーモン!
本社後援 由良川サケ放流イベント
小学生含め約350人が今年も参加
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