塩見直紀さん
新刊本「半農半X 実践編」を出版
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10年前から 「半農半X」 と名付けた新たなライフスタイルを提唱している鍛治屋町の塩見直紀さん
(40) はこのほど、 ソニー・マガジンズ社から 「半農半Xという生き方 実践編」
を出版した。 塩見さんが平成15年夏に同社から出した本 「半農半Xという生き方」
が大きな反響を呼び、 今回の 「実践編」 は 「半農半X」をテーマにした第2弾。
塩見さんは新刊を通して更に 「半農半Xという種子」 が広がっていくのを願っている。
「半農半X」 とは、 「持続可能な農ある小さな暮らしをしつつ、 天の才
(個性や能力、 特技) を社会のために活(い)かし、 天職 (X) を行う生き方」
(『半農半Xという生き方 実践編』 より)。
「半農半Xという生き方」 を発刊後、 塩見さんの元には読者から数多くのメールが届いたり、 塩見さんに会うために来綾する人も。 平成16年11月にはNHKテレビ 「ご近所の底力」で「半農半X」 のことが紹介された。
また塩見さんに対して全国各地から講演の依頼があったり、 「半農半Xという生き方」 を中国語に翻訳して台湾で出版されることが予定されるなど、 塩見さん自身、 「半農半X」 というコンセプトに確信を抱くようになった。
そんな中、 昨年5月に出版社から続編の発行の話が寄せられた。 塩見さんは、 前書の読者のほとんどが20〜40代で、 自分の 「X」 を模索している人が多いことを踏まえ、 Xを見つけるヒントを提供できればと、 新刊にまとめた。
新刊は四六判189ページ。 綾部市内での実例も盛り込まれているほか、 塩見さん自身の
「農」 と 「X」 についても紹介している。 本体価格は1400円。
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