地域の子どもの安全を住民の手で守ろうと中上林と奥上林両地区の地域振興協議会は、 自動車などに張る防犯パトロールのステッカーを作製し、 現在、 関係者に配布している。
昨年11月に広島市で発生した女児殺害事件を受けて、 両地区の自治会連合会会長や上林小学校と上林中学校の校長、
PTA役員らは同月、 登下校時の防犯を考える緊急の対策会議を開催。 「犯罪を防ぐには地域住民の協力が必要」
との視点から住民による声かけ運動などを提案し、 その一環としてステッカーを作った。
ステッカー製造を依頼した福岡県の業者には事件の影響で全国から注文が殺到していたため予定よりも生産が遅れ、
納入されたのは1月下旬。 100枚を作り、 両地区の自治会長や小・中学校の教職員、
保護者、 民生児童委員らに配り、 犯罪抑止に活用する。
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地域の子らの安全を住民の手で守ろう!
中・奥上林地域振興協が防犯パト用ステッカー作製
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