舘町の真言宗楞厳寺 (為広哲堂住職) で21日、 恒例の初弘法の法要が営まれ、
多くの参拝者でにぎわった。
毎月21日は宗祖・弘法大師 (空海) の命日にあたり、 1月のこの日を 「初弘法」
と言う。 この日、 同寺本堂では 「四国八十八カ所霊場」 全札所の本尊と砂がまつられた
「お砂踏」 があったほか、 本堂前では除災招福や諸願成就を願って 「柴燈不動(さいとうふどう)ゴマ祈願」
が行われた。
設(しつら)えられた護摩壇の近くでは、 訪れた多数の老若男女が寒風の吹く中で見守った。
その中で、 僧りょや山伏姿の修験者、 同寺総代ら15人ほどによって厳かに供養が執り行われた。
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寒風の中、厳かにゴマ祈願
舘町の楞厳寺で恒例の初弘法催す
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