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2006.1.11
私市町にコハクチョウ飛来

綾部で初確認? 約40羽も      豪雪で例年より南下か

 今月初めから私市町の府道舞鶴綾部福知山線沿いの田んぼにコハクチョウの群れが飛来し、 地元住民たちの間で話題になっている。 綾部で野生のコハクチョウが見られるのは極めて珍しく、 このままこの場所に定着すれば、 3月ごろまで優美なコハクチョウの舞いを見ることができそうだ。
親鳥(右)と幼鳥(左)
 福知山市動物園の二本松俊邦園長 (60) によると、 コハクチョウはシベリアから越冬のために日本へ飛来。 北海道から島根県辺りまで南下し、 田んぼの落ち穂や川の藻などを餌(えさ)にする。 例年は、 福知山市の和久川などで3〜4羽程度が確認されているという。

 私市自治会長の森本浩明さん (65) ら住民の話では、 コハクチョウが見つかったのは今月3日ごろ。 初めは動物の鳴き声が聞こえ、 これに気づいた住民が田んぼの中で群れをなしているコハクチョウを確認した。

 群れは白色の親鳥と、 昨年5月ごろに生まれたと見られる灰色の幼鳥の家族で、 多い時で数家族、 40羽近くの群れが目撃されている。 二本松園長は、 「通常なら新潟県に多く集まるコハクチョウだが、 今冬の豪雪のため餌が食べられず、 集団で南下してきたのだろう」 と推測。 「綾部でコハクチョウが見つかったと聞いたのは初めてで、 この辺りでこれだけ多くの群れを見られることは、 今後はないかもしれない」 と話す。

 コハクチョウの話題は地元だけに留(とど)まらず、 最近はコハクチョウの姿を写真に納めようと多くのカメラマンも撮影に訪れているが、 人間が近づくと警戒して飛び去ってしまうので、 近づき過ぎない配慮が必要になる。 田んぼに残る雪をかきわけ餌を探す

 また、 餌付(えづ)けをしたいという人に対し二本松園長は、 「与えるなら、 コハクチョウがいない間に米をばらまいておけば、 朝か夕方に食べに来るかもしれない。 他の動物と違い、 鳥なので餌付けをしても大した影響はないだろう」 と話している。

 正月早々、 うれしい話題で持ちきりになっている私市町の住民たちは、 「夕日をバックに、 連なって飛んでいるコハクチョウの姿を見て感動した」 とか、 「こんなことは初めて。 今年は何か良いことがあるのでは」 と喜んでいる。

商売繁盛   初えびす大祭にぎわう

初めて子らによる神輿担ぎも
七福神を乗せた宝船が市街地を巡行
  「あやべ初えびす大祭」 (綾部恵比須神社奉賛会主催、 綾部商工会議所後援) が9、 10の両日、 並松町の熊野新宮神社内の綾部恵比須神社で開かれ、 多くの参拝者でにぎわった。
神輿を担ぐ綾部ファイターズの子どもたち
 9日の 「宵えびす」 では、 綾部鉄工工業協同組合 (大槻浩平理事長) の役員らがふんする七福神を乗せた宝船が市街地を巡行。 平成14年に同神社に金持(かもち)神社と繁昌(はんじょう)神社を合祀(ごうし)した際に新調された神輿(みこし)2基のうち1基を、 少年野球チーム 「綾部ファイターズ」 の子どもたちが初めて担いだ。

 一行は途中、 駅前通のヴィラタウンと綾中町のアスパに”寄港”。 アスパでは七福神による豆まきも行われた。

 10日の 「本えびす」 では祭典が営まれ、 開運招福や商売繁盛、 家内安全などを祈願。 両日とも境内では5人の福娘らによる吉兆笹(きっちょうざさ)や熊手などの縁起物の販売、 福引、 甘酒の接待が行われた。
NEWS INDEX  2006. 1. 11付
◎私市町にコハクチョウ飛来
 綾部で初確認? 約40羽も
 豪雪で例年より南下か
◎2006市長選
 試される地方の力(中)
 全国から注目集める「幼児園」
 進む少子化、共働き家庭増加受け
 今後も市内各地域に設置の計画
 5歳児の幼稚園入所割合は5割切る
 幼稚園の存続を訴える保護者も
◎風声 輝、由良川 本町5丁目 小林正博
◎商売繁盛 初えびす大祭にぎわう
 初めて子らによる神輿担ぎも
◎大本で恒例「七草がゆ」接待
 無病息災願って市民ら舌鼓
◎底冷えする会場で少年剣士ら気合の打ち込み
 第1回の「綾部新春少年剣道大会」開催
◎「アンネのバラ」増殖へ
 市民ら接ぎ木方法学ぶ
 ふりそでの少女像をつくる会
 山室建治さんを講師に講習会
◎茶所の生産者ら“舌比べ”
 「両丹茶 元祖 茶香服会」催す
◎18日に物部町で「物部厄善大祭」
◎ちょっと良い話
 市立病院での親子に清涼感
 仁和町、 村上泰治
◎告知板
◎おくやみ