「南極の石」「南極の氷」、写真パネルも展示
1月3日からパオで「南極展」
元職員 山本さんの観測隊参加記念して
|
|
里町の市天文館・パオは来年1月3日から29日まで特別展示 「南極展」 を開く。
南極で撮影された写真パネルや、 南極の氷や石の展示もあり、 天文館は多くの市民の来場を呼びかけている。
天文館元職員の山本道成さんが第47次南極地域観測隊に初めての公募隊員として参加している。
これを記念して南極展を企画した。
国立極地研究所 (東京都) から提供を受けた写真パネル20枚には、 昭和基地周辺や地下の氷の観測などが行われているドームふじ観測拠点、
氷河やペンギンなどが撮影されている。 自衛隊などから借りた砕氷艦などの写真約10枚も展示する。
また、 自衛隊京都地方連絡部や同研究所などが提供した南極の氷や、 市民が持ち込んだ南極の石を公開。
氷は数万年前に降り積もった雪が圧縮されて固まったもので中に空気が閉じ込められており、
溶ける時に空気がはじける音が聞こえる。 氷は溶けるまで展示し、 はじけた空気の音を聞く時間を定期的に設ける。
開館時間は火曜から木曜が午前9時〜午後4時半で、 金曜から日曜は午前9時〜午後9時半。
入館料は小中学生100円、 高校生以上200円。 期間中、 10日と16日、 23日は休館する。
問い合わせは天文館 (42・8080) へ。
|