京野菜「ミズナ」の品評会開く
中丹地域特産物育成協議会
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京の伝統野菜の一つ 「ミズナ」 の品評会が21日、 宮代町のJA京都にのくに茶業センターで開かれた。
ミズナはアブラナ科の葉菜で、 関東では 「キョウナ」 と呼ばれ、 鍋(なべ)物の材料や漬物、
最近ではサラダにも使われている。 この品評会は、 京野菜の生産意欲の高揚と産地拡大を図るのが目的で、
中丹地域特産物育成協議会が主催した。
この日、 審査を受けたのは、 中丹地区の組合員が出荷した秀品で、 200グラム入りの小袋20個が入った段ボール箱約20個が会場に持ち込まれた。
府農協中央会の松野堯俊・産地育成推進指導員のあいさつなどのあと、 審査に移った。
審査は、 株元の処理や袋詰め、 外観の3分類11項目で行われ、 60点満点で採点。
これに各農家の最終的な収量や出荷量などを40点満点で加算し、 最終的な審査結果を来年2月に発表する。
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