卒業証書に黒谷和紙を
吉美小6年生も“紙漉き”に挑戦
キラリふるさと発信事業で
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吉美小学校 (有岡町、 石川敏明校長) の6年生14人が14日、 十倉名畑町の黒谷和紙工芸の里で卒業証書用の手漉(す)き和紙作りに挑戦した。
市内の若者たちからの提案を市政に反映させようと市が昨年度に取り組んだ
「キラリふるさと発信事業」 を受け、 今年度は吉美小など市内6小学校の6年生が自分で紙漉きをして卒業証書作りに取り組んでいる。
そのほかの4小学校と6中学校では、 黒谷和紙協同組合が漉いた黒谷和紙を卒業証書に使用。
市教委は、 来年度からすべての小学校の6年生が自分で紙漉きができるよう検討している。
この日、 吉美小の児童らは工芸の里の研修生3人に教わりながら、 1人2枚ずつ手漉き和紙を製作。
初体験だった四方明奈さん=里町=は 「難しかったけど、 すごく楽しかった。
自分で作った紙が卒業証書になるのがうれしい」 と話していた。
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