綾部高校東分校 (川糸町) の園芸科3年で草花専攻の生徒6人が1日までの計4日間、
迎春用の 「松竹梅」 の寄せ植え作りに取り組んだ。 完成した寄せ植え30点は、
市価の半分以下の値段で一般に販売されるが、 この日までに既に半数が予約済みという人気ぶり。
材料は、 樹齢4年以上の五葉松、 8年以上の寒紅梅、 しま笹(ざさ)、 ヤブコウジ、
赤ナンテン、 雪割草で、 大阪府池田市の業者から買ったもの。 生徒らは、 これらを直径39センチの小判型の鉢にレイアウトし、
こぶし大の火山岩や学校周辺で採取したコケや土などとアレンジして寄せ植えを完成させた。
園芸科の城崎勝平教諭らが指導した作業は、 鉢の排水穴にネットをかぶせ、
豆砂利を敷き詰めるところからスタート。 生徒らは、 山や渓谷、 海といった自然をイメージしながら、
バランスを考えて慎重に配置し、 最後に 「夫婦鶴(めおとづる)」 を置いて完成させていった。
縁起物の寄せ植えの今年の価格は、 ほとんど材料購入費だけの4500円。
先着順で販売している。
問い合わせは同分校 (42・0453) へ。
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既に半分は予約済みですが
迎春用の「松竹梅」の寄せ植えに取り組む
綾高園芸科の3年生ら
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