“綾部の農と食”味わって!
NPO農業友の会が体験交流会催す
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「綾部の農と食を訪ねる旅」 と題した催しが27日から1泊2日の日程で行われ、
市内外からの参加者たちは綾部産の農作物を使った手作り料理を味わったり、
市内で農業に従事する人らとの交流を深めた。
企画したのは、 NPO法人あやべ農業友の会 (河北卓也理事長)。 昨年9月に市内の若手農業者が中心となって設立した同法人は、
農業に関して情報交換したり、 栽培の共同研究などをする一方、 生産者と消費者のネットワークを構築する活動を行っている。
今回の 「旅」 もその一環。
「旅」 には埼玉や神奈川県のほか、 西宮、 伊丹、 京都市などから計13人が参加。
中には、 「将来、 田舎に住んで自分で野菜などを栽培したい」 と考えている人もいた。
初日、 参加者たちは鍛治屋町の市里山交流研修センターでピザ焼きを体験。
生地の小麦粉を始め、 トマトやナスなどの野菜はすべて同法人のメンバーが栽培したものを使った。
同センターの焼き窯を使って焼いたピザは、 市販のピザの味とはひと味違い好評だった。
このあと一行は睦寄町のあやべ青少年山の家に移動し、 交流会が行われた。
翌28日は光野町の若杉友子さんの指導で野草と雑穀を使った料理教室が開かれ、
お土産にはメンバーが栽培した賀茂ナスと万願寺トウガラシがプレゼントされた。
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