ハスに次々大輪 見ごろを迎える
舘町の楞厳寺 |
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花の寺として知られる舘町の真言宗楞厳寺 (為廣哲堂住職) 前の溜(た)め池で今、
ハスの花が参詣者の目を楽しませている。
この溜め池のハスは昭和初期に植えられたもので、 一時絶えたこともあったそうだが、
相楽郡精華町の京 都フラワーセンターなどで株を求め、 全部で20種類余りの観賞用のハスが植わっている。
今年は、 6月の終わりごろから岸に近い方でぽつぽつと花が開き始めたが、
梅雨の本格化とともに開花が止まったという。 今年はもうこれで終わりかと、
檀家の人たちも気をもんでいたが、 梅雨明けとともに勢いを盛り返し、 今は溜め池の東側半分に広がるハスの葉の間から、
淡いピンクの大輪の花が点々と顔をのぞかせている。
同寺では、 「今年は葉の色も良く、 お盆ごろまでは見て楽しんでいただけるでしょう」
と話している。
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