後白河法皇の第2皇子・以仁王(もちひとおう)を祭神とする高倉町の高倉神社で28日、
恒例の 「天一さんの土用(どよう)の丑祭(うしまつり)」 が開かれ、 参拝者らが家内安全や病気平癒などを祈願した。
同神社の宮司を長年務めた四方律夫さんの退任に伴って今年1月に就任した四方幸則宮司が本殿祭を執り行い、
参列した総代や地元の関係者ら約20人が玉ぐしを捧(ささ)げるなどした。
同祭では例年、 参拝者らが腹痛にご利益があるとされる五葉のクマザサを持ち帰るが、
境内のクマザサは昨年から枯れてしまったため、 今年は他の神社から譲り受けてお祓(はら)いをしたクマザサが3本100円で参拝者らに販売された。
このほか同祭に併せ吉美地区の商工繁栄会や公民館、 自治会連合会、 朝市グループなどが、
名物の 「はらわた餅(もち)」 や野菜、 花などを販売した。
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天一さんの土用の丑祭
名物「はらわた餅」を販売
家内安全や病気平癒祈る
クマザサは昨年から枯れたまま・・・
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