イスラエルの合唱団が来綾
アンコール合唱団員ら25人
市民ら前にハーモニー披露
「音楽と友情、愛の大使たちです」
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綾部市と友好都市締結するイスラエル・エルサレム市の 「アンコール合唱団」
のメンバーらが26日、 市役所を表敬訪問。 委員会室に集まった市民ら約70人を前に美しいハーモニーを披露した。
10代の少女らで編成する同合唱団は、 同市のホロコースト記念館を世界各国からの要人が訪問した際に歌っている。
演奏活動のため、 14〜18歳の団員21人と指揮者や演奏家ら合わせて25人は21日に来日。
船井郡瑞穂町の聖イエス会・ロゴス神学院 (藤代信院長) で宿泊していたため、
綾部まで足を伸ばした。
四方八洲男市長の歓迎のあいさつのあと、 指揮者のダフナ・ベン・ヨハナンさん
(46) が 「この子たちは音楽と友情、 愛の大使たちです」 と合唱団について紹介した。
団員たちは自己紹介を兼ねて一人ひとり日本についての感想を述べ、 「緑が多いのにびっくりした」
「行く先々で親切にもてなしてくださり、 感謝している」 「日本での思い出を決して忘れない」
などと好印象の声ばかりだった。
続いて団員たちは 「鳥の歌」 など2曲のほか、 日本の曲 「あわて床屋」
を日本語で合唱。「チョッキン、 チョッキン、 チョッキンナ」 という歌詞でなじみ深い曲だけに、
市民らを喜ばせた。
同合唱団はこのあと、 岡山市や広島市などでコンサートを開き、 8月4日に帰国する。
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