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2005.7.25
上林川で遊ぶ向日市の子どもたち
旧奥上林小に子らの歓声

向日市から夏休み自然体験教室で来訪


 閉校になった小学校に久々に子どもたちの歓声! 向日市の小学生らが22日、 今春に132年の歴史を閉じた睦寄町の奥上林小学校の旧校舎 (現・市奥上林研修センター) を拠点に、 山登りや川遊びを通して綾部の自然を満喫した。

 綾部市と向日市が昨年2月にウオーキングを通じた友好交流を締結したのを契機に、 奥上林地区と向日市森本地区の住民の間で交流が芽生えている。

 森本地区を校区とする第3向陽小学校 (田村幸明校長) では、 近くに山や川などがないため児童たちが自然に触れる機会が少ないことから、 綾部で初めての 「夏休み自然体験教室」 を企画した。

 この日、 来綾したのは5・6年生の希望者35人と同校の教職員合わせて約50人。 一行は木造の旧校舎を見学したあと、 君尾山に登って国宝・二王門や光明寺を訪れた。 下山後、 子どもたちは上林川で釣りをしたり、 服を着たまま川に入り、 びしょ濡れになりながら遊びに興じていた。

 田村校長は 「この校舎を地域のみなさんが大事にされてきたことがうかがえる。 また我々を出迎えていただいた地元の方々の温かさも感じた」 と話していた。

 また同行した同校教職員の一人、 佐野美智代さん=向日市=は睦寄町出身。 佐野さんは40年ほど前に卒業した奥上林小が閉校したことを惜しむ一方、 今回の自然体験教室が奥上林で行われるのを初めて聞いた時、 「それ私の母校やん」 と、 びっくりしたそうだ。

 佐野さんは 「物騒な世の中になり、 向日市では公園など外で遊ぶ子どもも少なくなった。 この体験教室が子どもたちにとっていい思い出になれば」 と、 古里の川で大はしゃぎする子どもたちの姿に目を細めていた。

 若松町の西町中央パーキングで21日夕方、 ミツバチの大群が見つかった。 ミツバチは22日に駆除されたが、 「こんな街中でミツバチの群れがいるのは珍しい」 と近所の住民を驚かせた。

 ミツバチを発見したのは同パーキング前で喫茶店 「ふなこし」 を営む船越芳信さん (53)。 「23日があやべ水無月まつりなので、 お客さんが刺されたら危ない」 と、 北西町商店街協同組合が物部町の 「便利屋・木下ピンチランナー」 (桜井哲也代表) に駆除を依頼した。

 ミツバチはどこかにいた群が分蜂し、 新たな巣を作る場所を探している途中に同パーキングへ立ち寄ったものらしく、 駐車場の壁で縦80センチ、 横60センチの塊になっていた。

 昨年1年間に同社が市内でハチの駆除をしたのは約50件。 そのほとんどがスズメバチで、 桜井代表 (41) は 「ハチを見つけた場合はにおいや音で刺激しないほうが良い」 と注意を呼びかけている。
市街地では珍しいミツバチの“大群”

若松町で
ミツバチと桜井さん
NEWS INDEX  2005. 7. 25付
◎水無月まつり盛大に
 花火、万灯流し、良さ来い・・・
◎昨年より11人多い145人が協力
 市保健福祉センターでは「水無月献血」
◎翌朝は5時からゴミ収集
 花火大会の会場周辺で
◎「和知人形浄瑠璃」を上演
 28日に水無月大祭 熊野新宮神社
 演目は傾城阿波ノ鳴門」
 入場無料 市民の観賞呼びかける
◎風声 人間関係 私市町 森本節子
◎太鼓の音に乗り子供神輿巡行
 綾部天満宮で恒例の夏季大祭
◎物部下市でも「天神まつり」
◎2年ぶり「夏の夜の祭典」
 綾部駅南広場でにぎやかに
◎市街地では珍しいミツバチの“大群”
 若松町で
◎物部から火災をなくそう!
 消防分団と自治連が初の鎮火祭
◎旧奥上林小に子らの歓声
 向日市から夏休み自然体験教室で来訪
◎5競技で熱戦展開 市中学総体
◎死亡記事
◎告知板
◎おくやみ
◎あやべ文芸 寸紅社