地元の名所などポストカードに
東綾中の今春卒業生7人ら
口上林と山家の各50セット
希望者には実費で
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東綾中学校 (東山町、 塩見洋人校長) の平成16年度の3年生たちがこのほど、
選択社会科の授業で自分たちが住む口上林と山家両地区について調べた内容を印刷したポストカードを製作した。
過疎化が進む中で地域の素晴らしさを見つめ直し、 古里に活気を取り戻そうとポストカード作りに取り組んだのは、
当時の3年生7人。 地域学習グループ 「楽学塾」 の協力を得て昨年5月から、
十倉志茂町の 「28水害水位塔」 や上原町の立岩など地域内の写真を撮ったり、
住民らから写真を借りたりして資料を集めた。
選択社会科の代表だった福知山女子高校1年の渡辺怜奈さん (15) =十倉中町=は
「地域の歴史など知らないことも多く、 地元の人の話を聞いて文章にするのは難しかった」
と振り返る。
生徒たちが考えたポストカードのタイトルのデザインは、 楽学塾の代表で亀岡高校3年の仲林新君
(17) =十倉名畑町=が担当した。
資料集めは今年3月までだが、 印刷などの都合でポストカードの完成は遅れた。
カードは 「口上林版」 と 「山家版」 に分けられ、 それぞれ10枚組み50セットを製作した。
希望者は実費を払えば分けてもらえる。 問い合わせは東綾中 (46・0033)
へ。
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