「旭トンネル」貫通式行う
整備進む京都縦貫道・丹波綾部道路
「京都から車で1時間」また一歩
橋上トンネルも今秋から本格工事に
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国土交通省福知山河川国道事務所が整備を進めている京都縦貫道・丹波綾部道路の
「旭トンネル」 の貫通式が4日に行われた。 綾部安国寺インターから和知インター
(仮称) までの7・7キロの工事区間に設けられる3本のトンネルの中で貫通したのは、
旭トンネルが初めて。
旭トンネルは旭町と橋上町を結ぶ延長323bで、 昨年12月に橋上町側から掘削工事が行われてきた。
同トンネル西側にある横谷トンネル (1139メートル) でも着々と掘削工事が進んでいるほか、
橋上トンネル (1034メートル) は今秋から本格的な工事に入る予定。
旭トンネルの貫通式には工事関係者や行政関係者、 地元住民らが出席。 国交省福知山河川国道事務所の西園達男副所長と四方八洲男市長が発破のスイッチを押し、
無事貫通したことが確認されたあと、 一行は旭町側の坑口近くへ移動し、 貫通を祝う儀式に臨んだ。
西園副所長のあいさつのあと、 四方市長は 「丹波綾部道路が完成すれば、
京都から車で綾部へ1時間で来れるようになる。 早期完成は市民の大きな願い」
と述べた。
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