鷹栖町の東綾小学校 (水嶋靜野校長、 99人) で25日、 保護者や地域住民を対象にした授業参観が行われ、
同校と、 隣接する東綾中学校 (塩見洋人校長) が今年度から取り組んでいる
「小中連携教育」 を取り入れた水泳の授業も公開された。
今年度から2カ年、 府教委の 「夢・未来校」 の指定を受けている両校は、
中学校教諭が小学校で授業をすることで児童の基礎学力を高めるとともに、 小学校の高学年から中学校へのスムーズな移行を目的に
「小中連携教育」 に取り組んでいる。
小学校と中学校の教員免許を持つ両校の教諭3人ずつが小中学校のどちらでも授業や児童・生徒の評価ができる兼務発令を受け、
1人または2人で小学校の算数と体育、 英語、 中学校の音楽を指導している。
開始から約3カ月がたち水嶋校長は 「多くの先生とかかわることが刺激になり、
子どもたちが生き生きしている」 と話している。
参観日では小中連携を取り入れた5・6年生の水泳の授業が行われ、 東綾中の山崎洋教諭
(28) がクロールのキックやストロークの技術を指導。 保護者らが熱心に見学していた。
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