不審者侵入想定して綾高で初の防犯訓練
綾部署などから講師招き
教職員対象に実技交えて
|
|
「授業中、 教室に凶器を持った不審者が侵入した」 という想定で教職員を対象にした初めての防犯訓練が30日、
岡町の綾部高校で行われた。
不審者が校内に入り込み危害を加えようとした際の対処や心構え、 護身の方法を学ぶもので、
綾部署の山口正博・生活安全課長と府警本部少年サポートセンターの金子平・北部センター補導主任が講師を務めた。
訓練には教職員50人余りが参加。 初めに、 体育館で山口課長が同署の逮捕用具の
「さすまた」 などを使って不審者から身を守り、 生徒を安全に避難させる方法を解説。
実地訓練では、 教師と生徒役の教師のいる教室に刃物を持った不審者役の金子主任が乱入。
教師は、 不審者の気を引きながら生徒を室外に避難させる手はずだったが、 生徒役の教師まで不審者の取り押さえに加わるといった場面も見られた。
このため最後には金子主任が教師役となり、 山口課長と模範を演じるなどした。
|