府が、 中上林地区の五泉町と舞鶴市行永間の府道舞鶴和知線の菅坂峠で進めている道路改良のうち、
新設された延長953メートルの 「菅坂南トンネル」 の貫通式典が21日、 現地で行政や地元関係者らが出席して行われる。
同府道で中上林と舞鶴東地区を結ぶ区間は昔から通行量が多く、 難所改良は住民の強い要望だった。
綾部市側では、 府道小浜綾部線との交差点から一部を残して道路の拡幅が進められ、
平成7年度に着手した延長2・3キロの同区間を残すまでになっていた。
整備区間は深い谷などがあることから、 路線上には 「朝ぎり橋」 (延長53メートル)
と 「ふれあい橋」 (同130メートル) の2つの橋梁(きょうりょう)と 「菅坂北トンネル」
(同208メートル) がこれまでに建設され、 残された 「菅坂南トンネル」
の掘削工事がこのほど完了したことで貫通式を行うことになった。
同区間の総事業費は65億円。 平成16年度末までの進ちょく率は、 79・3%となっている。
今後、 トンネル内なども含めた道路舗装などが進められ、 18年度内の完成を予定している。
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21日に菅坂南トンネル貫通式
18年度内の全線完成目指す
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