地元校区内の故屋岡町で見つけたよ!
天然のオオクワガタの幼虫
21匹を上林小にプレゼント
インテルナ・モリイの森井神行さん
7月ごろには成虫に・・・ 大喜びの子どもたち
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インテルナ・モリイ綾部店 (大島町) の森井神行さん (53) が10日、 極めて珍しいという天然のオオクワガタの幼虫を八津合町の上林小学校
(白藤隆夫校長、 72人) にプレゼントした。
オオクワガタは、 クヌギやエノキなどの立ち枯れた部分に産卵する。 森井さんによると約2年間の幼虫時期を経てサナギになり、
羽化。 成虫になってから数年間生きるが、 夜行性のため見つけるのは非常に難しいという。
養殖された成虫も市場に多く出回っており、 70ミリを超える成虫の雄は高値で取引されている。
森井さんは故屋岡町の山口神社境内で倒れていた樹齢400年のエゾエノキを譲り受け、
4月25日に神社から搬出。 その日のうちに材木業者へ運んだところ、 中心部分が腐っていた幹の中からオオクワガタの幼虫が出てきた。
当初は店で 「こどもの日」 のプレゼントにしようと考えたが、 「オオクワガタは人気があるので、
マニアが集まって混乱しても困る」 とプレゼントを中止。 エゾエノキのあった上林の子どもたちに育ててもらおうと、
同校へ寄贈した。
同校に持ち込まれた幼虫は70ミリ前後のものが21匹。 めったに目にすることが出来ないオオクワガタの幼虫に子どもたちは大喜びしていた。
幼虫は1匹ずつケースに入れられており、 約1カ月でサナギになり、 7月ごろには成虫になるという。
白藤校長は 「子どもたちの観察用に活用したい」 と感謝していた。
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