フィンランド人が綾部でホームステイ
クントさん家族とアウティオさんの4人
寺山登山や温泉入浴体験
市民らとの交流を深める
綾部キリスト福音教会を拠点に
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フィンランドから来日した乳児1人を含む男女4人が3日から1週間、 綾部市内に滞在し、
神宮寺町の綾部キリスト福音教会 (朝子孝一牧師) を拠点にしながら市民との交流を深めた。
日本との親善を目的に4月末に来日したフィンランドのキリスト教宣教師ら9人は約1カ月間にわたり、
3班に分かれて京都府内や福井県内などの各地をホームステイしている。
うち綾部へやって来たのは、 テーム・クントさん (26) と妻のハンナマーリトさん
(25)、 長女のヘルビちゃん (1) と、 ミーッコ・アウティオさん (19)
の4人。
クントさんの家族が日本を訪問するのは初めて。 アウティオさんは、 宣教師として来日した父とともに4歳から12歳まで日本で過ごした。
アウティオさんにとって綾部は、 1960年に来綾した祖父のオンニ・アウティオさんが綾部キリスト福音教会の創設に携わったことから、
縁のある地となっている。
一行は綾部に滞在中、 寺山登山や睦寄町のあやべ温泉での入浴なども経験。
アウティオさんは 「日本には小さい時の思い出があり、 懐かしい」 と語り、
テームさんは日本で様々な人や文化などに接することを 「冒険のような旅」 と表現していた。
朝子牧師 (64) は、 「フィンランドから若い世代の人たちが日本に来て、
親善を図ることは喜ばしい」 と話していた。
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