巨大なフクロウの石像
物部町の喫茶「南天」前にお目見え
高さ1.6メートル、重さ5.5トン
日本で一番大きいのでは?
縁起物として特注しました
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物部町の府道沿いにある喫茶店 「南天」 の前に、 高さ約1・6メートルのフクロウの石像がこのほどお目見えし、
通りがかりのドライバーらの目を引いている。
中国・福建省産の御影石を使ったこの石像は、 同店の経営者の大槻千代美さん
(53) の父、 辰美さん (75) =新庄町=が北山石材 (本社・兵庫県丹波市、
北山晶紀社長) に注文して特別に制作した。
大正8年創業の同社は近年、 墓石以外にも各種石像を販売しており、 特にフクロウは縁起物として人気が高いそうだ。
これまで作ったフクロウの石像は高さ30センチまでのものばかりで、 それをはるかに超えるものを手掛けるのは同社にとっても今回が初めて。
この石像には約7トンの原石が使われ、 約1カ月かけて愛知県岡崎市の職人が制作した。
完成したフクロウの重量は約5・5トン。 北山社長 (57) によると 「フクロウの石像は日本各地にあるが、
このフクロウが日本で一番大きいのではないだろうか」 という。
大槻千代美さんは 「このフクロウが、 お客さんが店でゆっくりと和んでもらうのに一役買ってくれれば」
と願う一方、 「フクロウに愛称も付けたい」 と話している。
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